診療の理念

困っている人の症状を改善し、心配な人の不安を取り除く                          

診療の目標

当院は
1.痛みをとってあげる(骨折、関節の変性変形疾患、椎間板ヘルニアの坐骨神経痛、頸部神経根症、関節リウマチなど)

2.麻痺を検出し対処する(脊髄・脊椎疾患、末梢神経障害、腰椎椎間板ヘルニアによる筋力低下や感覚麻痺など)

3.このままでは将来に起こると思われる症状の予防をする。(高齢者変形性膝関節症に対する膝周辺筋の筋トレ、背筋力低下により円背になった人への背すじを伸ばすための背筋力強化や、転倒による骨折防止のバランス訓練など。スポーツ青少年に対しての障害防止の指導など)

4.骨粗しょう症・サルコペニア対策。(学会で推奨されている腰椎と大腿骨近位部の骨密度を測定。また骨粗しょう症と高頻度に合併するサルコペニア(加齢性筋肉減少症)の検査をし、個々の患者さんに応じた薬物療法+筋力トレーニングと食事指導など)

5.病気に対する不安を和らげる。(氾濫する医療情報に翻弄されて、一人悶々と悩まれている患者さんの相談相手となる)

 

以上を診療の重点目標にしています。

 

 

手術

勤務医時代は脊椎・脊髄の手術、骨折手術および人工関節の手術を中心に行っていました。

開業に伴い保存療法が中心となりましたが、手術適応の患者さんは、タイミングを失わず他の病院に紹介しています。

MRI

MRIが必要な場合は、1.5または3.0テスラの高機能機種が導入されている千葉徳洲会病院に依頼しています。結果は院長が説明しています。

院長は第23回日本核磁気共鳴医学会大会(MRI学会)において ”MRIからみた骨癒合過程”を発表し、大会長賞を受賞した経歴があります

特色治療

1、頚椎神経根症、外傷性頸部症候群(むちうち症)に対する、直線偏光近赤外線または半導体レーザーを用いて星状神経節近傍照射を行い、星状神経節ブロックに近い効果を得ています。

2、筋肉や靭帯などの軟部組織(骨以外の組織)の損傷や、軟部腫瘍の診断に超音波診断機(エコー)を用いています。